2024年8月28日水曜日

朝霧や北へウルトラ警備隊 8月28日(水)

子どもの頃、テレビのウルトラマンシリーズに熱中しました。特に好きだったのはウルトラセブンです。単なる勧善懲悪に終始せず、視聴者の固定観念に本当にそうなのかと問いかけるようなメッセージが込められた回も多く、何を問いかけられているのかもわからないまま、その複雑な物語に何かを感じていることが誇らしく、ちょっと大人になったような気になっていました。とはいえ子どもですから、セブンと怪獣や宇宙人との戦いも夢中になってみました。セブンの造形は先代のウルトラマンよりも洗練されていると感じましたし、宇宙人たちのフォルムも本当に未来の世界から現れたと思えるほど魅力的でした。そんな、好き好き好きの世界でい一番惹かれたのは、ウルトラ警備隊の基地が戦闘機でした。特に偽装した山間の森の中から、ウルトラホーク一号が出発するシーンには魅了されました。使命感をおびた隊員たちの表情を見ては、自分も警備隊の隊員になりたいと思ったものです。

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母からの葉書白露の朝のこと 9月7日(土)

本当の母は同居しているので、母から葉書が届くことはない。いや、一緒に暮らしているからといって、葉書を出していけないわけではないので、届くこともあるかもしれない。でも、届いたとしたら何を伝えるためのものだろう。考えていたらちょっと怖くなってしまった。